赤ちゃん日記と猫

女の子赤ちゃん《ゆったん》と猫の《ペンネ》との育児日記

出産記録⑤

7月16日(土)

16時30分 下痢気味で17時まではトイレとベッドの往復。

旦那にまだ産まれるか分からないけど電話捕まるようにして、とメール。

17時 不規則だが10分置きに腹痛。

夕食を出されるが食べれず。

ナースコールをするか迷う。

18時 時間の間隔が開きつつ少し弱まった腹痛。

19時 ナースコールをしてみる。

まだ陣痛という言葉は出ていなかったが、念のため部屋を移動する事に。

夕食を食べて体力をつけるように言われた。

19時30分 陣痛室へ移動。

ノンストレステストの機械をずっと着けつつ、たまに来る腹痛の時間をメモ。

メモ帳持ってこなかったからアプリで手書きメモを取得。

(携帯のメモだと数字を選ばなきゃならない為、数字を選んでる余裕なし)

看護師さんがちょくちょく見に来るもまだ陣痛の兆候ではないとの事。

でも痛い。

22時 助産師さんが子宮口を確認。

まだ1㎝。『まだ固いね〜。』

まだ陣痛じゃないっぽい感じの事を言っていた。

結構痛い。

23時頃 破水

確かこの辺りで陣痛だね、と言われたらような。

『まだまだだね〜。初めてだからね。午前中に埋めればラッキーかな。午後になるかもしれない』

マジで?すでに結構痛いんですけど。

23時30分 上からも下からも吐く。

体力の為に無理やり食べた夕食も吐く。

食べなきゃよかった。

痛い。腰が痛い。お腹は痛くない。骨が移動する痛さか。

この頃かご主人来てもらう?と聞かれたが、まだまだと言われていたので断った。

この辺りからひたすら痛みに耐えて時間感覚なし。

0時 血圧が良くないらしく血圧を下げる点滴を打つ。先生から状況説明と帝王切開になるかもしれない、と聞く。

(もう帝王切開でいいんですけど。

どうせ帝王切開になるかもしれなかったし。

陣痛で痛むだけ痛んで帝王切開にするぐらいだったらもう)帝王切開でいいです。と言うも、帝王切開もリスクはあるからね〜と拒否される。

( )内は心の声。

(なんだよΣ(゚д゚lll))

かなり痛いのに看護師さんの見回りの時は治まっている時だった。

午前2時 子宮口を確認。

3㎝。まだまだと言われる。

再度午前中に埋めればラッキーだと。

この頃かもう少し前だったか。

体に装着される線が増えていく。

ノンストレステストの機械、血圧下げる点滴、栄養を与える点滴、血圧を自動で計る機械、酸素吸引機、指につける機械。時々注射。

色々付いていて重病人みたいだな、と思っていた。

3時 ご主人呼ぶ?と聞かれたので、この時間には出ないだろうと思いつつ電話。

携帯で夫の番号を探すのに苦労する。

ちょっとでも油断すると他の人を押してしまいそうなくらい意識朦朧。

やっぱり出ない。

親にもかけるがこちらも出ない。

何度か電話をかけるように言われ、その都度かけるが出ない。

3時の時点で諦めていた。

どうせ寝てたらどんなに電話をしても出ないし。

4時頃 羊水の固まり?何かが出ようとしていた。血圧が上がっていた。

いきまないように、いきまないように、いきんだら死ぬ、と心の中で思い、助産師さんの言う息使いだけやった。

助産師さんの言う息使いをするとすごく痛い。

でもいきんじゃいけない。

何かが出そう。

何かが出そうの3回目。ちょっと息使いを長めにしたら出るんじゃないか、と感じ、痛みの最中頑張ってみる。

『何かでました!』

看護師さんが『赤ちゃん!』

他の看護師さんや助産師さんが集まり臍の尾を切り、赤ちゃんを運ぶ。

ここは陣痛室。

陣痛室のベッドが血だらけ。

私も血だらけ。

ふらつきながら支えてもらって分娩室へ。

切れたとこの処置を先生にしてもらう。

先生の役割ここだけだった。


5時頃 旦那と親に電話するもやはり出ず。

その後もちょこちょこ電話。

7時頃 親から電話有。

旦那の親(病院に1時間ぐらいの距離)にも電話をするか迷ったが、旦那に伝える前に言うのもどうかと思い留まった。

10時頃 旦那が捕まらないので旦那の親に連絡。

病院に来る前に自宅に寄ってくれたそうで、旦那に出産したと伝えてくれた。

寝てたそうだ。

昼過ぎに旦那が病院に来る。

とても申し訳なさそうにしてたので、許した。

どんなに携帯を鳴らしても固定電話に電話しても出なかった。

私には考えられない。

別次元の生き物なんだろう。

今までで1番申し訳なさそうな態度だったし、赤ちゃん無事に産まれてくれたから、あれこれ言うのはやめた。

連絡したのが3時だし、まぁ無理だろうと思っていたし。

これからしっかりしてくれればいい。